Each day is a little life: every waking and rising a little birth, every fresh morning a little youth, every going to rest and sleep a little death. - Arthur Schopenhauer

2015年1月11日日曜日

寝こみ期間は絶好のインプット機会になる―最近読んだマンガ5選


年の瀬から体調を崩し、最近までなかなか快復せずにいました。
そのため、外出も最小限に抑え、家で安静にしているようにしました。
普段なら考えられないほどのインプット時間に恵まれ、本、マンガ、映画、一気に消化できました。

その間、2日に1本のペースで原稿も書けたので、総じて生産的な日々が送れたように思います。

本は主に研究のための専門書が中心ですが、リクルートホールディングスの課題図書で頂いた『Running Lean』なども細々と読みました。
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映像の方は映画もいくつか観ましたが中心はドラマ。
まずは年末に『Breaking Bad』を全シーズン観終え、『House of Cards』に移り、一昨日シーズン1を観終えたので、一旦『Game of Thrones』に乗り換えました。
ドラマの話に関しては、また時間を見つけて別で書きたいと思います。
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今回はマンガの話を中心に。
わりと広めに目は通しているのですが、今回はとりあえず5作品。

1.『インベスターZ』三田紀房

インベスターZ(1) (モーニング KC)

『ドラゴン桜』の三田紀房が佐渡島庸平氏率いるコルクと手を組んだ作品。
コルクが主導してる時点で、「面白くないわけない」そう思って、早速Kindleで購入。
なんと一巻が無料。すでにコルクの戦略性を感じさせられます。
内容は名門中高一貫校には伝統的に各年度の総代によって運営される投資クラブがあり、その利回りで学校にまつわるすべての費用を賄うというもので、主人公のずば抜けた頭脳と先祖譲りの神がかった投資センスで物語が進んでいくというもの。
大人でも楽しめますが、高校生に是非とも読んでほしいところ。

2.『テラフォーマーズ』作:貴家悠、画:橘賢一

テラフォーマーズ 1 (ヤングジャンプコミックス)

2013年版『このマンガがすごい!』オトコ編で1位を獲得しているので、読んでいる人も多いとは思いますが、ぶっ飛んだ設定の中で徹底的なリサーチがなされているので、現実感を持って読めるので、読み応えがある。
舞台設定としては未来で、『インターステラー』同様に、地球が住めなくなりそうなので、もう一つのハビタブル・プラネット(人類が住める惑星)を見つける、もしくは創らなくてはならない。
そこで火星に藻をと最も生命力の高い虫(クマムシとかいますが)ゴキブリを大量に放ち、水や生命が生成されるのを待つ。
数十年の後、火星に探索舞台が到着すると、厳しい環境下にある火星で適応しただけでなく、異常発達したゴキブリたち=テラフォーマーズと邂逅し、ほとんどの隊員が殲滅されています。
ここからモンスターゴキブリたちとの熾烈な争いが展開されていくのかと思いきや(もちろんそれも多分にあるのですが)中国、ロシア、アメリカなど大国間の覇権争いの要素もあって、二つの戦いが同時進行していく様相。
国際政治ものでいうと、真っ先に『沈黙の艦隊』が思い浮かびますね。
沈黙の艦隊(1)沈黙の艦隊(1)
かわぐちかいじ

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3.『聲の形』大今良時

聲の形(1) (講談社コミックス)

聾唖の少女と、彼女をいじめたことをキッカケに、自らの災難を招き、それを抱えて生きていくことになった少年。
宿痾をどうにか償おうと、彼女に再び会いにいくところからストーリーが動き出して行く。
10巻行かずに完結なので、ザァーっと読めます。

4.『新黒沢 最強伝説』福本伸行


新黒沢 最強伝説 1 (ビッグコミックス)

僕はそもそも『カイジ』や『アカギ』よりも断然、『黒沢』の方が大好きだったので、続編が発表されたときはコンビニへ走って『ビッグコミックオリジナル』にかじりつきました。
舞台は前作から黒沢が長い昏睡状態にいたという設定から再スタート。
天国では何不自由なく、食べるものも全てある、だけど“女”だけがいない...笑
福本先生らしいセンスが今回も満載。
未読の方は旧作からマストでどうぞ。
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5.『RiN』ハロルド作石

RiN(1) (KCデラックス 月刊少年マガジン)

『BECK』に関して言うと、個人的には好きなマンガトップ5に入るくらい何度も読み返した作品で、それだけに新作の『RiN』も高い期待感を持ちながら読んでいます。
ただ、登場人物たちが『BECK』の人達にしか見えない...。
途中途中で意図的に、iPodでBECKの曲を聞いてる演出も憎い。
象徴的な夢の暗示は、BECKのときと同じプロットですね。
これからどういう展開になっていくのか。
マンガ家ものでいうと、『バクマン』が思いつきますが、友達が先日藤子不二雄先生の『まんが道』を読んでいたので、僕も時間を見つけて読んでみようと思います。

バクマン。 1 (ジャンプコミックス)バクマン。 1 (ジャンプコミックス)
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