Each day is a little life: every waking and rising a little birth, every fresh morning a little youth, every going to rest and sleep a little death. - Arthur Schopenhauer

2011年11月10日木曜日

不可抗力のなかで、どこまで羽根をのばせるか

Whatever/ Oasis


「期限切れかけの電池で鈍る毎日、絶縁。リセットしたアラームタイマー、愛想もなく過ぎる日々だけ」(十二進法の夕景/ Asian Kung-Fu Generation)
「たとえばゆるい幸せがだらっと続いたとする。きっと悪い種が芽を出して、もうさよならなんだ」(ソラニン/ Asian Kung-Fu Generation)
日々は加速して、気づけば一週間が過ぎる。月曜日から、フト我にかえると次の月曜日の中に自分はいる。
過ぎた日々を振り返ると怖くもなる、言葉にできない刹那が思い出や過ぎた時間に靄をかけていくように。

朝起きると、準備・支度をして学校に向かう。何を考えるわけでもなく、いつもどおりの動作を繰り返しながら。ときどきミスも起こるけど。
授業に出席する、課題をこなす、合間の時間に読書をする。
自由なはずなのに、自由ではないこの感じ。
見えない足枷に、見えない鎖にかたく繋がれているように。

積まれた煩雑な事務手続きの書類、遊ぶためのお金を稼ぐアルバイト、 単位を落とさないための最低限の勉強、友達との他愛のない会話。

ぷかぷかと浮かぶ空白の時間。
そこに本当の「自由」があるのかもしれない。
忙しく過ぎていく日々のそれぞれに埋め込まれた、いや穴がぽっかり空いた自分だけの時間がある。
どんなに忙しくても。
不可抗力の楔から解き放たれる瞬間が。

そんな時、翻って、自分は何をしているか。してきたか。していくのか。

ぼくは天才でもなんでもない、ただの凡人なのだから、ただ小さく小さく積み上げていくことしかできない。
I'm free to be whatever I. Whatever I choose and I'll sing the blues if I want. (Whatever/ Oasis)
大学生ブログ選手権

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