Each day is a little life: every waking and rising a little birth, every fresh morning a little youth, every going to rest and sleep a little death. - Arthur Schopenhauer

2011年11月18日金曜日

仲畑貴志さんのコピーワーク、こころを射ぬくようなコトバ

When You Sleep/ My Bloody Valentine


ぼくが尊敬するコピーライターの一人、仲畑貴志の秀逸なコピーワークをいくつか集めて紹介してみたいと思います。
主に先日読んだ本『日本のコピーベスト500』から引っ張ってきたものです。



どんな無法者でも、口ずさむ歌を持っている。(マルオ被服/ BIG JOHN)
異常も、日々続くと、正常になる。(ロンドンレコード)
一緒なら、きっと、うまく行くさ。(西部流通グループ)
昨日は、何時間生きていましたか。(パルコ)
ウィスキーも音楽がなかったら、心がグジャグジャになるなあ。(サントリー)
人柄募集。(住友林業ホーム/ 求人)
ようこそ、キミは音楽のある星に生まれたんだよ。(SONY)
目的があるから、弾丸は速く飛ぶ。(パルコ)
小さいところが、大きいのですね。(毎日新聞社)
死ぬほど好きという脅迫。(岩田屋)
こんなに憎み合うのは、あんなに愛し合っていたからですか。(パルコ)
家族の顔を思い浮かべると、生きていけると思う。(味の素ゼネラルフーヅ)
目の付けどころがシャープでしょ。(シャープ)
私は、あなたの、おかげです。(岩田屋)
なんだ、ぜんぶ人間のせいじゃないか。(毎日新聞社)

ひとの心を貫く熱を帯びたコトバたち。
仲畑さんのコピーの真髄は一貫して、端的に突き詰め、余分な言葉が削ぎ落とされていていること。
一言でぼくらのこころを射ぬくような洗練されたコトバ。

もっともっとコトバをつかみとるのが上手になりたい。
大学生ブログ選手権

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