Each day is a little life: every waking and rising a little birth, every fresh morning a little youth, every going to rest and sleep a little death. - Arthur Schopenhauer

2011年7月29日金曜日

イノベーションの香り

何もない「無」からビッグバンみたいにポッと大爆発は起きないと思う。


世界はそうやって生まれたのかもしれないけど、ぼくらの周りで日々起こるイノベーションには辿れば道があり、轍があり、厳然たるプロセスがある。
それを辿れば往々にして、というか必然的にイノベーションの淵源にはヒトとヒトの出逢いがあると思うんです。
10のヒトと10のヒトが出会って、単純に20になるかと言えば、そんなに簡単なことでもない。
逆に馬が合わなければマイナスになってしまうかもしれないし、歯車が狂えばもともとあったバリューが失われる可能性さえある。

組み合わせや相性はとても複雑で、あるとき突然ケミストリーを起こす時がある。
そこにイノベーションの香りが立ち込めるのです。


ケミストリーを起こすような出逢いなんて人生に一度あるかないか、ない場合だってあるかもしれない。
それは自分の感じ方にもよるけど。
たとえば世界にイノベーションのビッグバンを衝撃を与えたスティーブ・ジョブズ。
個人としてこの上なく有能なのに疑いの余地はないけど、そんな天才ジョブズもひとりの男との出逢いがなければ、誰一人として彼の名を聞くことさえなかったのかもしれない。




二人のスティーブが出会うことがなかったら、Appleは誕生していなかった。

Apple-logo.png

世界を変えるイノベーションのはじまりにはいつも出逢いがある。
出会いが底知れないパワーを生み出し、説明のつかない馬力でイノベーションを突き動かしていく。
それはいつの時代も変わらないんだと思う。



だからネットワーキング作りは常に大切にしていたい。
人脈は大樹・枝・葉をイメージする。
無限に成長し続ける。


アメリカに留学していたときに至った手っ取り早い「友達の作り方」の結論
「友達を作るコツは友達を作ること」
なんか自家撞着的ですけど、要は友達の友達、またその友達とネットワークは膨張していくのです。
作れば、作るほど派生していくんですよね。

それを意識するだけでも、倍数は上がりますよね。

いま74位。

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